スティービー・ワンダー(Stievie Wonder 1950年5月13日 - )
アメリカの歌手、キーボード奏者、ミュージシャン、作曲家、音楽プロデューサー。ヴォーカルのほか、ハーモニカ、クラヴィネットなど様々な楽器を演奏するマルチ・インストゥルメンタリストである。
早産で生まれたせいで、保育器内での過量の酸素が原因で生まれてすぐ視力を失った。幼い頃からピアノやハーモニカ、ベースを演奏して、13歳の時ビルボード200で1位を獲得。1970年代前半にはグラミー賞を受賞した。
歌手として歌う間奏などでハーモニカを吹くことが多く、CDを購入してもハーモニカ演奏はわずかだけということが多い。しかしAlfie Eivets Rednowというアルバムではたっぷりハーモニカの演奏を聴かせてくれる。ちなみにEivets RednowはStevie Wonderの名前の綴りを逆にしたものである。
ハーモニカの吹き方には強力な印象があり、スライド操作を伴う装飾音を多用する。調べてみると、#が5個やbが5個と言った調が使われており、半音下からの装飾音が付けやすい調を選んでいることが分かる。
「Isn’t She Lovery」は多くのハーモニカ奏者も好んで演奏する名曲である。