NHC(ニッポン・ハーモニカ・クラブ)とは
NHCはニッポン・ハーモニカ・クラブの略称で、プロ、アマチュアを問わずハーモニカ音楽を愛する人達によって組織された全国的な愛好団体です。 詳細は下記ををご覧ください。
- ハーモニカ オーケストラ・ジョイントコンサート
- (441) Brendan Power - The Drunken Landlady - www.candyrat.com - YouTube
ブレンダン・パワー
Brendan Power(1956-)
ケニアのモンバサに生まれ、1965年に一家はニュージーランドに移住しました。クライストチャーチのカンタベリー大学で芸術分野の学位を取得しました。
大学でソニー・テリーとブローニー・マクギーのブルースのコンサートを聴いて、ハーモニカに触発され、耳からの独習でこれをマスターし、専門分野としました。
1992年にロンドンに移り、リバー・ダンス・ショーで3年間ソロイストとして活躍しました。2008年にスズキ楽器の国際ハーモニカ・スペシャリストとして5年間雇用されました。2013年にビジネス・パートナーのゾンボア・コバックスとカスタム・ハーモニカ製作会社X-Reed Harmonicasを立ち上げ、各種ハーモニカの改良を実施しています。
筆者は2000年にイギリスで開かれた国際大会で初めてお目にかかり、以来彼が開発したハーモニカ(CX-16、1オクターブ低い16穴)や部品などを購入し、愛用しています。
彼のハーモニカの技量は素晴らしくて、スライド操作を巧みに行うアイリッシュ・ハーモニカの分野や改良した色んな10ホールズを使い分ける技など、到底常人が真似できないようなテクニックを持っています。
- (441) This Masquerade - Chromatic harmonica - Jim Watkins - YouTube
ジム・ワトキンス
Jim Watkins
ジム・ワトキンスは退役大学教授で、幼少の頃からクロマチック・ハーモニカを演奏してきました。音楽、特にジャズ分野に関しては生涯重要な役割を占めました。ボストンのバークリー音楽院で現代的な和声学、編曲法、即興演奏などの総合的な学位を得ています。また、キーボード奏者としても活躍し、有名なハーモニカ奏者、ピート・ペダーソンと長い間共演しました(Pete Pedersen & Jim Watkins - YouTube)。いつもはメンフィス付近で演奏活動をし、メンフィスの喫茶店ジャバ・キャバナでは日曜夕方に他のジャズ奏者との共演を聴くことが出来ました。
YouTubeチャンネルclansworthで彼の演奏をたくさん聴くことが出来ます。
- "The Man I Love" - RTS Label Suisse 2010 Production
グレゴア・マレ
Grégoire Maret(1975年5月13日-)
グレゴア・マレはスイスのジュネーヴ音楽院で学び、18歳の時ニューヨークのニュー・スクール大学でジャズを学びました。
パット・メセニー、ハービー・ハンコック、カサンドラ・ウィルソンなど一流プレーヤーと共演したりレコーディングに参加したり、熱く活躍している。2005年にグラミー賞を受賞した。ソロ・アルバム「シナリオズ(2007年)」「グレゴア・マレ(2012年)」「ウォンテッド(2016年)」「アメリカーナ(2020年)」をリリースしている。スズキ楽器から、グレゴア・マレ監修によるクロマチック・ハーモニカのモデルG-48(金属カバー)、G-48W(木製カバー)が発売されている。
2018年にケヴィン・ヘイズと共に来日公演を果たしています。