令和6年1月28日(日)、池上会館に於いて第146回研究会が開催されました。12時45分の受付開始前から大勢の方がお越しになり、コロナ禍以降では最大の人数となりました。

研究会 講師:高畠愛(NHCサロン・ポップス指揮者)

タイトルを「身体でリズムを感じ、より良い演奏に繋げましょう」と称し、次のテーマで行われました。「ハーモニカ演奏は、呼吸が大切です。その呼吸をしっかりとするには、身体の感覚を養うことが重要です。

 曲の中には難しいリズムが多く出てくるので、身体全体を使って様々なリズムを感じ、より良いリズム感、より良い呼吸が出来るようにしていくための練習をします。

 ダンス経験のある私と一緒に楽しくリズム感を身につけましょう。」

 誰もが知っているディズニーの「小さな世界」を題材に、曲に合わせて様々なリズムで手を叩いたり、4パートに別れた簡単なアンサンブルを行ったりしました。参加者は、童心に返り楽しみながら学びました。

高畠講師

吹きま専科 講師 滝島昌江事務局次長 課題曲「帰らざる日々」

 昭和51年にリリースされたアリスのヒット曲です。昨年お亡くなりになった谷村新司さんが作詞作曲したものです。谷村さん曰く「女の子が睡眠薬を飲んで、電話越しに自死していく様子を唄った歌」というかなり重い歌です。講師の滝島さんが当時振られた時に聴いた歌とのことで、谷村さんの話にも通ずるところがあると思いました。

滝島講師

 主旋律を1st、ハーモニーを2ndそれに、バス、コードという4パートのアンサンブルです。お手本は1st大谷、2nd藤倉、コード海東、バス金子のNHCサロン・ポップスのメンバーが担いました。ルバートっぽく、しかもしっとりとした前半部分に続き、2ビートのリズムに乗って軽快なメインフレーズを演奏をされました。

左から海東、大谷、藤倉、金子

 続いて参加者全員で各パートを練習し、有志の方が演奏を披露しました。最後に全員で吹きたいパートを担当し合奏をして終了となりました。

ミニコンサート

12組の方が演奏いたしました。

氏名/グループ名曲目
アンサンブルOZTop of the world
有光信之 夜のタンゴ
柘植洋三風の盆恋歌
松田久子 ロミオとジュリエット
桂治子北の蛍
横内隆昌 発明品を使用した演奏と説明
金子明義ラブ・イズ・オーバー
神谷俊男黄色いサクランボ
島﨑忠浜千鳥
平塚和枝雪の降る街を
神野ヒトコMeditation
町田明夫 最初から今まで

アンサンブルOz