7月18日、梅雨明け後の快晴の中、第136回NHC研究会を開くことができました。引き続きコロナ禍で参加を見合わせる会員が多かったですが、幸い26名の方が参加して下さり、 三密を避けての研究会を開催することが出来ました。12時45分開場後、受付において非接触型体温計で体温測定(全員クリア)、13時15分から研究会、吹きま専科、ミニコンサートを順次実施。閉会あいさつの時に、コロナワクチン接種状況を挙手で表示してもらったところ、7割が2回接種、2割が1回接種、未接種は1割と関心の高さを窺わせました。16時30分終演。

研究会 講師:真田正二 内容:YouTubeカラオケの利用

YouTubeには楽曲の動画が数多くアップされています。その中にはカラオケ伴奏もたくさんあります。これらをハーモニカ演奏に活用するために、カラオケ伴奏の検索方法、利用するためのメロディ譜の作成方法を紹介し、例題曲「あなたのすべてを」、「ふたりの夜明け」で模範演奏及び参加者による実践を楽しみました。前者はC調複音1本、後者はAm調 複音1本 で吹ける例でしたので、実践しやすかったと思われます。その後、ご自分での演奏やボランティア演奏で利用するためにカラオケ伴奏の音源をパソコン、タブレット、スマホなどに保存する方法が紹介されました。「音楽(伴奏)に助けられて、きれいな曲が吹けますね。」、「今回一回だけではもったいない。もう一回やってほしい。」など、おおむね好評でした。

資料片手に熱弁

吹きま専科 講師:滝島昌江 課題曲:与作

「ヘイヘイホー」のかけ声でおなじみの「与作」が今回の課題曲です。楽譜は五線譜が会報167号にすでに掲載されていたものですが、参考資料として数字譜(G調複音ハーモニカ使用)も配られ、演歌特有のこぶしが利かせやすくなっていました。先ずお手本演奏としてNHCサロンポップスのメンバー(コード:山田、バス:金子、メロディ1:藤倉、メロディ2:滝島)によるカルテット演奏が披露されました。

左から藤倉、滝島、金子、山田の皆さん

滝島講師の指導で会場の参加者がバス、コードに合わせて合奏を楽しみました。

講師の指導で参加者が合奏

バス、コードは壇上に残り、希望者を募って3組が壇上での演奏協力をしてくれました。壇上に上がるのは中々勇気の要ることですが、とてもいい経験になるので、今後とも積極的に参加していただけるよう望んでいます。

ミニ・コンサート

 13組の方々が演奏してくださいました。

出演順出演者演奏曲目
ジャスミン
(櫻井、小川、石束)
あなただけが(冬のソナタより)
菅井幸彦シクラメンのかほり
桜井トシ子バラ色の人生
4桂治子霧の摩周湖
5岩田きよふたりの天使
6 芝貞幸 アディオス・ムチャーチョス
7平塚和枝バルセンティーノ
8山田憲子ロンドンデリーの歌
9神谷俊男ラ・スパニョーラ
10有光信之(季節外れの)サクラのワルツ
11島崎忠出船夜想曲
12神野ヒトコレイトリー
13町田明夫ゴセックのガボット、野ばら(ウェルナー)
プログラム