ジョー・パワーズ

Joe Powers(1978.1.1-)

2歳の時からハーモニカを吹き始め、米国オレゴン大学で音楽の学位を取得、ジャズ、クラシック、ヒップホップ、ワールドミュージック、そして特にアルゼンチン・タンゴ分野で大活躍している。外国公演を重ね、パリから韓国、東京なども訪れている。2008年にはベルギーのクリスタル・ハーモニカ賞クラシック部門を受賞している。

在米日本人のマネージャが付いていて、良く日本を訪れています。ライブ・コンサートが多いようですが、たまたまハーモニカのイベントが有ったりすると、気さくに参加してくれます。杉並の蚕糸の森公園で行われたピクニック・コンサートで吹いてくれたり、夏の嵐山の合宿でゲスト出演したり、みんなの街コンサートの講演で演奏を披露したりしました。

オクターブ奏法を駆使してアルゼンチン・タンゴを演奏するのが大きなウリになっています。まるでバンド・ネオンのような響きを出します。この動画では、彼の演奏に合わせて沢山の人がタンゴを踊っているのが窺えます。

鈴木楽器と専属契約を結んでいるらしく、別メーカのハーモニカの演奏を頼まれると、断りを入れていました。使用ハーモニカはスズキ シリウスS64-Cです。ファビュラスは使わないのかと訊くと、重すぎるという答えでした。