ミヒャル・アドラー (Michal Adler)

 有名なアドラー・トリオの2代目クロマチック・ハーモニカ奏者。トリオの創始者ダニー・アドラーの娘として幼少時よりハーモニカに親しみ、初代クロマチック奏者ダニー・ローネンの仕事が忙しくなり2000年に引退したのに伴い、トリオに参加し、一時代を築きました。2002年の厚木大会にトリオで参加してくれました。

夫のシュロモ・グロニッチは有名な作曲、指揮、アコーディオン奏者であり、トリオ用の作曲を多数手がけ、トリオとの共演も多数こなしています。彼の作曲した「ハーモニケーデンス」はトリオのスタンダード曲になり、アジア大会でも各国のトリオがこぞって演奏しています。

 ミヒャルはトリオ以外にもソロ活動、夫との共演と幅広く活動しています。動画との合成も検索するとよく見つかります。

「ハーモニケーデンス」のような速い曲のとき、スライドを押す右手の指が盛んに動く癖があり、飲み会の時、「なぜか動くのよねぇ、動かない?」と問い返されたことがありました。 会社時代にイスラエル出張があり、テル・アビブ近郊の海岸近くのホテルに滞在した話をすると、その近くに住んでいて、しょっちゅうビーチに出掛けてると言っていました。余談ですが、出張期間中にラリー・アドラーさんが亡くなって新聞の一面記事で大きく取り上げられました。因みにアドラーはユダヤ系の名前で、親戚関係はないそうです。