イエンス・ブンゲ(Jens Bunge 1963年-)

ドイツのジャズ・ハーモニカ奏者。

ベルギーの奏者トゥーツ・シールマンスのレコードに刺激され、18歳でクロマチック・ハーモニカを始め、間もなくジャズ・ハーモニカに熱中しました。

1980年代中頃に地元のビッグ・バンドやジャズ・グループとの交流を通し、メロディックなジャズの即興演奏のスタイルを確立していきました。以降、独の若手ジャズ・オーケストラ「BuJazzO」やアート・ファーマー他多数のジャズ・ミュージシャンのゲストとして活躍しました。コンサート・ツアーでスペイン、イタリア、ポーランド、米国、ブラジル、中国、ニュージーランドを訪れました。

ホーナー社の認定ハーモニカ奏者としてドイツ、エストニア、韓国、日本、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、セントルイスのSPAH大会などのハーモニカ大会で演奏とジャズ・ワークショップの講師を務めました。

中国語の勉強をしており、漢字も少し読めるようです。2002年の厚木大会で彼の通訳としてご一緒しました。ジャズの講習会では、ギター奏者のウリ・ワグナーと組んでアドリブの方法について熱く語ってくれました。最近も時々来日しているようで、谷口楽器を訪れた動画がYouTubeにアップされています。